We’ve updated our Terms of Use to reflect our new entity name and address. You can review the changes here.
We’ve updated our Terms of Use. You can review the changes here.

Sing with me

by 渚乃奏

/
1.
Like a lemon 03:43
煙草の数だけ歌詞がある そして卵のように溶かした明日 出した数 山ほどあるけど まず 最新作から目につくはず 今回のやつはちょっと違う だが 本題の前におさらいはいらないな ってくらいやってきたんだ リスナーだけが本当の理解者 嫌いな顔で埋まる視界が どうでもいいと思えるくらいな 自意識の闇の奥は暗いが そこまでくりゃもう気楽なくらいだ こないだの炎上やバズどうなった? とか気にせずやってたらこうなった そうだった 自分ははぐれ者 ならさっぱりやろう like a lemon Once again 一歩前へ 降りしきる rain 食いちぎる chain ただ Once again 一歩前へ また握る pen ただ生きるため 己と向き合う時間がただ 過ぎていくだけで来たんだ 朝 向かうのはまたコンビニだった 気付けば時代も令和になった 平成組で生きてるの何人? 聞くだけ無駄さ 泣き言は堪忍 安心できない時代の配信 「質より数」言いたかない 内心 感心できんな そのやり方は って業者が蔓延るこの有様は 神様が決めた? hell か heaven 焼野原はいずれ無に還る 繰り返す衝動 起こす行動 遠い東京 憧れる逃亡 サイバーパンクな摩天楼 佇む姿 まるで野戦砲 Once again 一歩前へ 降りしきる rain 食いちぎる chain ただ Once again 一歩前へ また握る pen ただ生きるため 嘘みてえなリアルの惨状に同情 する間もなくクソみてえな目に合う バーチャルに渦巻く人間模様 陽キャとぶつかる陰キャの怒号 ここ どこ? あちこちで迷子 解放できない鍵垢の事情 最期は結局長文のメモ 愛想と誰かに向けたエゴ でも続けてくこれはテロリスト よりもずっと温かく 仏陀の後光 蓮の花が咲く ように瞬く時代の光を待つ 怒りはまず 悲しみと一重 違いは無く それを静かに飲み込め 悟りには遠いが近づく年の瀬 次の高みへ自分を追い込め Once again 一歩前へ 降りしきる rain 食いちぎる chain ただ Once again 一歩前へ また握る pen ただ生きるため Once again 一歩前へ また握る pen ただ生きるため
2.
変わりゆく世界の明日を伝える そのために歌を作って迎える 新たな住人 この土地の空気 すぐに出てっても構わんよ 小さな言葉で傷ついて それでも僕らはここにいて いつでも君のことを待っている 悲しみもいつか終わっていく 困ってる人に手を差し伸べる 優しさを持って共に成し遂げる 燃える情熱の炎を守り 右手にはかつてもらったお守り お遊びで結構 それぞれの生き方 意味なら自分で決めればいいさ 小さなことでも続けてみようや 君も人生のクリエイター みんないつかは大人になるさ 思いもしない幸せに身をゆだねて 明日に怯えたあの日の歌も 笑い話の一つになる そんなに急いでどこに行くんだい? 僕ならいつでもここにいるんだ あんまり走ると怪我するよ あくまでマイペースに道を作ろう 取り繕うより楽しもう そうすればどっかに辿り着くよ 追いつくことだけがレースじゃない そう示せたらレアケースじゃない? エースじゃなくても一人じゃない レール外れてもいいじゃない この世界のルールは古いのさ 楽しんでこそのもの作りよな そう 救いとは君の中にある 日々夜中に会う誰かの前で 歌を歌うのも自由じゃないか そこにいることに理由はない みんないつかは大人になるさ 思いもしない幸せに身をゆだねて 明日に怯えたあの日の歌も 笑い話の一つになるのさ 彼らと比べてもしょうがない 薄暗い僕らの地下二階 悲しみを歌うのではなくて 悲しみに寄り添っていたいね それは「理解」とはちょっと違い そこから踏み込んだ先の未来 痛みは常に分かち合えない けど分かろうと努力していたい 出会えたことだけで奇跡だし 君の「これから」を見ていたい あの日誰もが抱いた期待 僕は今でも忘れていない 出ていくにはちと早すぎない? まだ発展途上のこの界隈 ビジネスだけが答えではない 君が見たい景色はなんだい? みんないつかは大人になるさ 思いもしない幸せに身をゆだねて 明日に怯えたあの日の歌も 笑い話の一つになる 僕らの静かな言葉もいつか 遠い誰かの思い出に残るだろうって 夜空に消えたあの日の歌を 口ずさんでは歩いていくのさ
3.
Party is over お前はどうだ? 踊りたかったと言えるかどうか  そこが道の分かれ目だろうな やるやらないを 己に問うた やるやつはやる それだけだろうが やらんで口だけの野郎は多い 絡んでるだけの配信はもういい 悩んでるだけじゃ高みは遠い 大口たたいてるどっかの Boy 俺だってそうだが それだけで終わり? 数字も一つの成果だろうが 質とて一つの結果だろうが 「内容がないよ」ってギャグの一つも かましたくなるぜ 見るか? 地獄を 削り続けた 音の記録を 聴くために針をセットしとくぞ 革命の夢を語り明かした かつての日々を思い返した 楽園の夢を描き 探した 明日への道をここに示そうか その歌詞 魂こもっているか? 巷にあふれる「エモ」って実は 判子で押せば作れんじゃないか? さすがにそれはあまりに邪推か 人生切って売ってる こちとら 外道の商い それ故に飽きない 泣きたい時こそ歌うのさ そんな気持ちほど食らうのさ ドッヂボールの誘いを断り 教室の闇で絵を描いた 一人 死んだ飼い猫に捧げた祈り ペン先で表す小さな命 事の始まりは細野晴臣 アジカンの詞に涙流すより 先に知ったのが音の楽しみ 今じゃどっちも俺のレパートリー 革命の夢を語り明かした かつての日々を思い返した 楽園の夢を描き 探した 明日への道をここに示そうか インプットが全てとは言わん かけた時間が全てとも言わん だがそれらが出てる世界観 見抜けぬやつはそこで終わりだ 縫うように走る 大手の間 もう手が空いたなら次へ行こう 素早い作業 武器にする稼業 解ける魔法は端からかけてない 会えてない友人たくさんいるが それでも話せば深まる絆 いつか会えたらあの日の dis が リスペクトに変わってるといいな 君が望めば世界は変わる そう信じてれば救いがある 報いがあるかは誰も知らん けどやるしかない 人生は未完 革命の夢を語り明かした かつての日々を思い返した 楽園の夢を描き 探した 明日への道をここに示そうか 革命の夢を語り明かした かつての日々を思い返した 楽園の夢を描き 探した 明日への道をここに示そうか
4.
いつも通りの虚しいニュース 玄関先の汚れたシューズ ジュースを飲み干す夜の憂鬱 すぐには効かない薬を飲む どっかの家で子供が泣いてる 僕はそれを聞き心揺らいでる 君は誰かと手を繋いでる 誰もが生きるためもがいてる ミサイルが飛び交う春の終わりに 今いるこの場所で息を吸う意味 肺を満たしては消える空気に 当てはめてみよう 習った数式 CO2に溶ける苦痛 もしかしてだけど君も鬱? 今日も心臓は脈を打つ 意識が薄れて景色霞む 壊れた世界で君の手を握り 「大丈夫だよ」って呟いた 嘘つきでいいよ 嘘ついていいよ その後少しだけ笑ってよ ねえ マスクの中は妙に窮屈 情報求めて今日もぐるぐる OK Google 僕の未来は? 不安になっては探す理解者 「終末の時はもう近いな」 宗教は今形を持たない 誰がメサイア? 誰がライアー? 憧れの的はアウトサイダー 切れかけのライター 使い捨てる毎晩 表に立つほど向けられる刃 すれ違う会話 乱れてく海馬 咲いた花の横 倒れてる敗者 貴方の涙は誰のため? 自分のためだけに泣くのはおやめ 気づけばまたもや迎える夜明け カルマよ 溶けてけこの空へ 壊れた世界で君の手を握り 「大丈夫だよ」って呟いた 嘘つきでいいよ 嘘ついていいよ その後少しだけ笑ってよ ねえ 悲しい話 甚だしい 笑顔が見れなくなりもう久しい 分かち合えないよ この痛み 溶けた薬 味わう苦味 「嫌い」だなんて言わなくていいよ 苦手な人生 こっそりミュート 落ちても開かぬパラシュート 検索できない明日のルート 何が本当で何が嘘? 信じられないで疑うよ インターネットで繋がるの 求めて誰も彼も群がるよ どっかの家で子供が泣いてる 僕はそれを聞き心揺らいでる もしかしてだけどこれは鬱? 願っていることは明日の「普通」 壊れた世界で君の手を握り 「大丈夫だよ」って呟いた 嘘つきでいいよ 嘘ついていいよ その後少しだけ笑ってよ 壊れた世界で君の手を握り 「大丈夫だよ」って呟いた 嘘つきでいいよ 嘘ついていいよ その後少しだけ笑ってよ ねえ
5.
人々が夢見たサイバーパンク 輝くネオンは自粛で意味なく 消えてく命の叫びは小さく 今日もマスクの人々が行き交う みんながみんな人のせいにしたく 自己責任だと誰もが言い合う 自粛警察がそこらで息巻く 「死にたくないよ」って君まで言い出す 降らねば困る 降っても困る 季節に伴う豪雨に豪雪 上手に対策 怠り奪い合う 水やら食料 毎日が苦行 苦境強いられるエンタメ業界 「あの時あいつを選ばなければ」 汚職にまみれた選挙に後悔 インターネットに遠慮はもうない 画面越しに見つめ合う君と くだらない話をする日々も そろそろここらで一区切りを できない僕らまるで罪人 今風が吹き 失った悲しみが カメラ越しに飽和してく でも僕たちはここでまだ生きている 不安の種を育てながら 色々な事情 眺めてる地蔵 祈りも届かずあの世行きの希望 陰謀論に飛びついた思考 安易には責められないお年頃 人と会わねば成り立たないお仕事 これ以上何をどうしろと? ド素人同然の政治家も 代わりがいないのが現実だよ 偏向だと言われる報道に 何かの信者が騒ぐ反抗期 疑わずにいられない正気 思うに 「正しさ」なんて不確かさ 何もできないって悔しさが 引き起こす暴動の虚しさは 半世紀前ほど昔なら この国にもあった不甲斐なさ いずれ元通りになるはずと 耐えがたい日々を耐える明日も 言葉にならないくらいスカムの 苦い味噛み締めて歌うよ 今雨が降り 失った苦しみが 世界をきっと壊してく でも僕たちはここでまだ息してる 不満の種を抱えながら 誰もが各地で声上げるご時世 物言わぬ同業者に問う「どうして?」 ゲームしかすること無いんすかねえ? 笑わす以外にもあるんだぜ エンタメ おてて繋いで 仲良くみんなで 行先は Hell? ならば断る 空想の中でも現実にこだわる この壁の向こう 君が横たわる 「今更リアルは見たくない」 その気持ちは分かるがそうなりたくない バーチャルは所詮天空の城 現実に生きずどこで生きよう? 減らない患者 嘆く日曜 心の友よ 会えぬ日常 絶えず息をしてる君も この星で生きてる一員よ スピーカーが放つこの振動 確かに脈を打つその心臓 徐々に揺らいでいく世の均衡 とっくに灯ってる赤信号 今風が吹き 失った悲しみが カメラ越しに飽和してく でも僕たちはここでまだ生きている 不安の種を育てながら 雨が降り 失った苦しみが 世界をきっと壊してく でも僕たちはここでまだ息してる 不満の種を抱えながら
6.
いつもと同じ 普通の午後2時 今日は友達とゲームで遊ぶ日 卒業式も終わったことだし 2~3時間くらい遊んで話したり 帰宅したらテレビが騒がしい 青ざめた母が画面を指さし 「東北が大変なことになってる」と 目を向けた先に襲い来る大津波 青森の祖父母とは電話が繋がらない 各地で停電 不通の回線 都会はどこも帰宅困難者で大変 東北の沿岸は帰る家もねえ 唐突に始まった19時の会見 福島で原子力緊急事態宣言 避難指示はあくまで「念のため」 日本がどうなるか不安でしょうがなかったね あれから長かった十年間 この国は何か変わったかな 「復興」って言葉だけが独り歩きして 聖火ランナーがどうだとか言ってみて 今も帰れず 失われたままの 恋人や仲間や家族の団欒を 何よりも思うその心を 持ってると胸を張って言えるのかい? 徐々に明らかになる津波の被害 海岸に上がった無数の遺体 原発の安全は完全に崩壊 「お墓に避難する」と自殺する90歳 帰れない町 戻れない旅路 過剰な自粛ムードに疲れたり 連日の報道で「エア被災」 ACジャパンのCM 飽きるほど見たり そんな日々も もう忘れたのかい? アベノミクスと東京オリンピック 陰で増えていく豪雨や地震の被害 大熊町の人たちはまだ家に帰れない 野放しにされた犬や猫たちに 今日もご飯をあげに行ったり してる人のYouTube 再生数は数十 目先の娯楽に皆夢中 あれから長かった十年間 この国は何か変わったかな 「復興」って言葉だけが独り歩きして 政治家は選挙目当ての数合わせ 今も帰れず 失われたままの 恋人や仲間や家族の団欒を 何よりも思うその心を 持ってると胸を張って言えるのかい? 俺は不安です 同じだけ不満です 一人の音楽ファンです ただのエンターテイナー以上に何を残せるか 俺なりにそれなりに考えてきたんだ だけどやっぱり分からないんだ 津波を目の前で見たわけでもないし ましてや被災すらしてないわけで 伝えられることは全て伝聞でしかなくて でもなんか言わなきゃ嘘だろって あの時間を生きていた者として こうやってなんとか言葉を紡いでみて 答えなんてなくて 不甲斐ないね 電気が無けりゃ やっていけないし あの頃の胎児は気づけば小学生 未だに自分は無職でクソダセえ 負い目を残してばかりの十年だぜ あれから長かった十年間 俺たちは何か変わったかな 「祈ろう」って言葉だけが独り歩きして 目の前の問題に皆精一杯で 今も帰れず 失われたままの 恋人や仲間や家族の団欒を 何よりも思うその心を 持ってると胸を張って言えるかな 地震 津波 原発事故 無関係な奴なんてどこにもいない リアルもバーチャルも関係ない 俺たちは「日本」で生きてんだ 目をつむっちゃいけない 耳を閉じてはいけないんだ 生きるってことは 生かされてるってことは そういうことだろ なぁ? そうだろ?
7.
日常 失われてしまったものを 取り戻そうと必死で 僕らはもがいている 意味なんてないのに 張りぼての楽園の中で日々を謳歌する人 爆撃に晒され夜も眠れずに逃げ惑う人 僕にできることなんて大したことないはずだけど この世界を諦めるにはまだ若すぎる いつか 君の顔を隠すそのマスクが 外れる日が来たら あの日するはずだった 思い出話をしよう 徐々に広がる憎しみの連鎖 肌の色だけで始まる喧嘩 誰もが恐れる社会の変化 人々の不安が今や具現化 愚かさってのはまさに無限だ 交差点にて渦巻いた怨嗟 もう火星にでも住むしかねえか 地獄の蓋も開いちまう令和 戦車が走るどこかの市街地 実感てのは湧かない イマイチ タイムカプセルが開く未来に どうせ僕らは生きてはいないし 視界に入れても見ないふり そのツケが来てるのがこの国 遠くにあるはずの危険物に 脅かされるこの日々 いつか 君の顔を隠すそのマスクが 外れる日が来たら あの日するはずだった 思い出話をしよう 日常 失われてしまったものを 取り戻そうと必死で 僕らはもがいている 意味なんてない いつか 君と笑えたあの時間を 取り戻せる日が来たら 明日行くはずだった 思い出の場所に行こう
8.
真夜中 友達としゃべりながら 自宅まで足を動かす体 買い物袋で揺れてるサラダ 金勘定すら忘れる頭 嫌だな 生活切り詰めるのは それでも実際足りてないのさ 僕らはいつでもギリギリだよな そういう意味では変わらないのだ 「僕たちはいつまでこのままでいれるかな?」 って言えるのは 積み重ねてきた毎日が ちゃんとそこにあるって証だ なんか知らんけども騒がしいな 正しいかなんて分からないや それでも自分なりに求めてきた 指を痛めるまで弾いたな ギター 愛される夢を見て 実は夢じゃないと気がついて ささやかな幸せかみしめて あの日の自分を抱きしめてた 何気なく上を見て こぼれてく涙に気がついて 鮮やかな未来 思い描いて これからの僕を考えてた 「さよなら」は別れの言葉じゃなく 「また会うためだ」と言い聞かす 日々磨く 自分の力を信じて 誰の前でもあくまで真摯で 人気でなくたって君がいて 聴いてくれるだけで嬉しくて だからこそ明日(あす)もここで生きて 歌っていくことが僕の使命 ネオンがきらめいた街はきれい でもここでの景色は幻で 眼鏡をかけないと見えないね 僕らを隔てるこの境目 それでも旅路はまだ長いぜ ゴールが遠くても泣かないで 戦いで疲れたら一休み 燃やし続けている火を明日に 愛される夢を見て 実は夢じゃないと気がついて ささやかな幸せかみしめて あの日の自分を抱きしめてた 何気なく上を見て こぼれてく涙に気がついて 鮮やかな未来 思い描いて これからの僕を考えてた ここが「さよならの街」だとしても 僕はいつだって君の味方だ 誰かに似てるね その飲み方は 酔ったら空だって飛べるだろうか? ピクセル化した夕焼けも 君の隣で眺めることができたら 不完全な今日をちょっと 許せるかな 「僕らはいつまでこのままでいれるかな?」 って言えるのは 積み重ねてきた毎日が ちゃんとそこにあるって証だ 探した写真 懐かしいな でもなんかちょっと恥ずかしいや それでも何度も歌ってみる 君への思いを歌っていく 愛される夢を見て 実は夢じゃないと気がついて ささやかな幸せかみしめて あの日の自分を抱きしめてた 何気なく上を見て こぼれてく涙に気がついて 鮮やかな未来 思い描いて これからの僕を考えてた 愛される夢を見て 実は夢じゃないと気がついて ささやかな幸せかみしめて あの日の自分を抱きしめてた 何気なく上を見て こぼれてく涙に気がついて 鮮やかな未来 思い描いて これからの僕を考えてた これからの僕を考えてた あの日の自分を抱きしめてた
9.
ここまでやってきた者ならば 気を遣わんはずがない言霊さ 「ほらここなら誰もが羽ばたける」ってな 嘘ならここらでやめとけや ねえ繋がることなら簡単さ でも疑う言葉が足んないな 分かんないな 我慢は今 限界値を超え船満載だ 流されるだけの方舟なら 乗るだけ無駄じゃないか 妨げるだけの約束なら 守るなんてくだらないな この先が見えなくても 雨の中を歩こう この雲が晴れなくても 夢を胸抱こう 悩んだり病んだりせわしないな いちいち全部は世話しないが わざわざ「好き」で怪我したいか? 庭先に植えてるケヤキ焼いた あちこちぶつかる出会い頭 ぬるま湯に浸かる世界が今 でかい何かで描きだした そのビジョン見てたら眩暈がした そこにいるだけの神様なら 祈るだけ無駄じゃないか 共に死ぬだけの運命なら 遊ばなきゃつまらないな この先が見えなくても 雨の中を歩こう この雲が晴れなくても 夢を胸抱こう 仲良くできない僕たちが 無理矢理につるむことはないさ 孤独が付きまとう戦いだ 走り抜けた先 花は咲いた 早合点で死ぬ 浅はかにな 死神が君の肩叩いた 在宅の中で体は暇 液晶の向こう 貴方がいた 息を吸うだけが人生なら 生きるだけ無駄じゃないか 道を夕焼けが照らすならば 明日は砂嵐だ この先が見えなくても 雨の中を歩こう この雲が晴れなくても 夢を胸抱こう この先が見えなくても 雨の中を歩こう この雲が晴れなくても 夢を胸抱こう
10.
Sing with me 04:16
朝が来るの怖いな 僕は割と弱いや 夜の帳(とばり)が下りてきて ネオンが灯ると安心するの 誰かの関心引くのが肝心 そんな世界で生きてきて 定期券忘れた通学路にて 誰かの迎えを待っていた 北から吹く風は冷たく 地下鉄の車内はうるさく 借りてきた映画は旧作 数学はいつでも赤点だった なんて話したバーテンダーさん なんか友達になれそうだ もう少し飲んで話していようよ どうせ僕らは名無しで素人 無限に居たいよ 君の隣に 喋っていたいよ 世界の終わりに Oh Oh Oh Oh 一緒に歌でも歌っていようよ 自然でいたいよ 誰の前でも 叫んでみたいよ 君への愛を Oh Oh Oh Oh 一緒に歌って笑っていようよ いつか夢が覚めるように 全て忘れるのは不条理 でも僕らは抗えない 無駄な抵抗 日記でも書くか 不確かな感情 煮詰めた愛憎 結局僕らはすれ違う 終わりのない片付けみたく 散らかった頭かき乱す 「うっせえわ」とか口に出しても 「うるせえな」って返されるだけ だったら愛でも歌おうか 仮想での青春日々謳歌 見た目繕うほど問われる魂 騙し騙ししてもいつかバレるって話 ならいつでも素直に生きようや 無限に居たいよ 君の隣に 喋っていたいよ 世界の終わりに Oh Oh Oh Oh 一緒に歌でも歌っていようよ 自然でいたいよ 誰の前でも 叫んでみたいよ 君への愛を Oh Oh Oh Oh 一緒に歌って笑っていようよ 無限に居たいよ 君の隣に 喋っていたいよ 世界の終わりに Oh Oh Oh Oh 一緒に歌でも歌っていようよ 自然でいたいよ 誰の前でも 叫んでみたいよ 君への愛を Oh Oh Oh Oh 一緒に歌って笑っていようよ 無限に居たいよ 君の隣に 喋っていたいよ 世界の終わりに Oh Oh Oh Oh 一緒に歌でも歌っていようよ 自然でいたいよ 誰の前でも 叫んでみたいよ 君への愛を Oh Oh Oh Oh 一緒に歌って笑っていようよ Oh Oh Oh Oh 一緒に歌でも歌っていようよ Oh Oh Oh Oh 一緒に歌って笑っていようよ Oh Oh Oh Oh
11.
例えばこれが最後の歌でも 届いてくれたら 僕らはもう一度出会える気がする その日はきっとくる 残された世界は 少し残酷で かすかに優しい 風が吹いていた We'll meet again また会えるよね 明日が来なくても 僕は待つぜ その時まで ここに居るからさ また この夜の向こうで 例えば僕らが消えてしまっても 繋いだこの手の 感触だけは忘れはしない そんな気がしてる 託された未来は どこか儚くて 確かなことなど 何もないけれど 君の姿が見えなくても 何処かにいると信じているよ We'll meet again また会えるよね 明日が来なくても 僕は待つぜ その時まで ここに居るからさ We'll meet again また会えるはずさ 世界のどこかで 僕は待つぜ その時まで 忘れないからさ また この夜の向こうで また この闇の向こうで

about

バーチャルアーティスト“渚乃奏”による7thアルバム。
ラップ、ポエトリー、歌、電子音にエレキギター……と長年積み上げた表現方法をグラデーションのように組み合わせ、社会情勢から普遍的な感情までを歌いあげた珠玉の1枚。

「今回のやつはちょっと違う」との宣言通り、変化し続ける“さのかなワールド”の最前線を余すところなく表現した。

credits

released June 30, 2021

渚乃奏
k.TAMAYAN

license

all rights reserved

tags

about

k.TAMAYAN Ishikawa Prefecture, Japan

1992年石川県金沢市で生まれる。
2005年ごろから独学で音楽制作を開始。
2009年よりニコニコ動画を中心に「k.TAMAYAN」名義で活動を開始。動画視聴者から「手書きノートP」の異名を与えられる。
同年9月、小松市立高校の文化祭にてギターによる弾き語りで初のライブ出演を果たす。以降、高校・大学のイベントで弾き語りによるライブ出演を続ける。
2012年にはオリジナルバンド「終末時計」を結成し、筑波大学内を中心にライブ活動を開始。
2017年、終末時計を解散し、AMAX MUSICより「玉谷研太」名義での活動を開始。同年6月、鎌倉FMのラジオ番組にゲスト出演。

また、同年6月7日にAMAX MUSICより、シングル「21世紀の怪物」をリリース。
2018年5月15日より、Vtuber「渚乃奏」の運営を開始。
... more

contact / help

Contact k.TAMAYAN

Streaming and
Download help

Redeem code

Report this album or account

If you like Sing with me, you may also like: