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残​さ​れ​た​レ​ジ​ス​タ​ン​ス

by 渚乃奏

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1.
無病息災 願ってる夜 嘘 あほくさいデマ祓って祈る クソみたいな世界にこそ音楽を 鳴らし続けるさ 震える鼓膜を 無病息災 願ってる夜 嘘 あほくさいデマ祓って祈る クソみたいな時代にこそ音楽を 未来を指し示すこのコンパスを 気がつきゃ変わった時代のページ 誰も彼も受けてるダメージ ガレージに籠もり育てるイメージ 政治家は言ってる「まだまだ平気」 定時に帰れぬ社会の嘆き 掲示板除けばヘイトスピーチ ステージはガラガラ さながら戦時 どこを覗いてもパーティーは延期 天気が悪けりゃ景気も悪い 元気でいたいが体は怠い 明るい話題が今日も見えない 消えない病は底が知れない 行けない どこにも外に出れない 言えない 不満のはけ口がない 欺瞞に満ちてる俺たちの世界 疑いの眼差し行き交う都会 無病息災 願ってる夜 嘘 あほくさいデマ祓って祈る クソみたいな世界にこそ音楽を 鳴らし続けるさ 震える鼓膜を 無病息災 願ってる夜 嘘 あほくさいデマ祓って祈る クソみたいな時代にこそ音楽を 未来を指し示すこのコンパスを 苦境に立たされ企業もキツイ 苦行を強いられ個人もキツイ 頭上を飛び交うニュースは渋い 劇薬飲まされた顔が苦い 会いたいと思えど会えずじまい 書き足した手紙を胸にしまい あいつもこいつも今や店じまい 感覚麻痺してなんも感じない まじないを唱えてみても変わらない 商いの神様はここに居ない 飽きないことなんてそうそうない 足りないものならば作るだけ 進むだけ 前へと足を動かせ 今だぜ 何かを始めるのなら 可能性の花が咲いてる野原 今ここが未来へ空いてるドアだ 無病息災 願ってる夜 嘘 あほくさいデマ祓って祈る クソみたいな世界にこそ音楽を 鳴らし続けるさ 震える鼓膜を 無病息災 願ってる夜 嘘 あほくさいデマ祓って祈る クソみたいな時代にこそ音楽を 未来を指し示すこのコンパスを 非常事態でも君といたい 理想みたいでも日々問いたい 変わりゆく時代の輪の中で 荒波かき分けド真ん中へ いつでも遊ぶポエムコアの中で 肩で風切って歩いてこうや 荒野になってもまだ行けそうだ 坊やのために歌ってる深夜 インターネットじゃ俺らはシニア 最近の流行りも分からぬミイラ 死んだ奴らは伝説らしいが 生きてるやつの言葉が欲しいな 別れはいつでも名残惜しいが 後ろ向いてても始まらないや どこを向いててもうるさい外野 そんな時代に降り立つメサイヤ 無病息災 願ってる夜 嘘 あほくさいデマ祓って祈る クソみたいな世界にこそ音楽を 鳴らし続けるさ 震える鼓膜を 無病息災 願ってる夜 嘘 あほくさいデマ祓って祈る クソみたいな時代にこそ音楽を 未来を指し示すこのコンパスを
2.
俺たちはいつでも歌うだけ 燃え滾る炎 続けるだけ 声上げる 心を繋ぐため 止められぬ思い煤けるまで 「こんな時に何やってんだ」ってほど 大変なことになってんな 分かってんだ 所詮はエンターテイナー 小銭稼ぐのも苦労してんだ ゲリラのように潜むクリエイター 歩き続けた靴も擦り減った メッカに集う人も減ってった 熱にうなされるのは運命か? 知ってんだ できることは少ねえんだ 部屋に引きこもり選んでくテーマ 成果出すのは簡単じゃねえんだ 結果が全て そんな世界だ 願いはシンプルだ Love&Peace 得体の知れない病に勝つ日 互いに分かつ道 どうか元気で 固い意志は変わらず 戦う日々 俺たちはいつでも歌うだけ 燃え滾る炎 続けるだけ 声上げる 心を繋ぐため 止められぬ思い煤けるまで 退屈な日々に刺激を与える 讃える人生 お前と俺 捧げる謹製 Microphone で 抱える悩みに答えるように かようにこの世は生きづらい 多様になっていく Real Life 知らぬまい お偉い方々 たかだか庶民の暮らしなど すまし顔で済ませぬこの危機の 意味を探ってもしょうがない 能がない鷹には耳がない 喚いたところで馬耳東風 マジショック 皆デマで動く 何回やってもヘマをこく 目が泳ぐ 政治家の手がごとく 人々を踊らすそのジョーク 俺たちはいつでも歌うだけ 燃え滾る炎 続けるだけ 声上げる 心を繋ぐため 止められぬ思い煤けるまで 歌ってる場合じゃない? 歌ってる場合ですよ 歌ってる場合じゃない? 歌ってる場合でしょう 俺たちはいつでも歌うだけ 燃え滾る炎 続けるだけ 声上げる 心を繋ぐため 止められぬ思い煤けるまで 俺たちはいつでも歌うだけ 止められぬ思い煤けるまで
3.
1992(いちきゅうきゅうに)で始まる魂 意思 ぎゅうぎゅうに詰め込んだ形 悩ましい現実に潜む悲しみ 新しい芸術は過去にあるらしい タイムトラベルは未だ難しい ライムで飛べるか? 君らの遺伝子 危険視するのはライバルの証 眉間(みけん)にしわ寄せる サイダー泡立ち 泣いた過ち 歩いてく轍(わだち) 正しい選択は常に幻 アホらしい話に今日もがっかり はったりかましてるTL バッサリ 切られても辞めれぬ それこそが病 見上げれば高いが 壁なんて破壊 仕上げまで早い 異次元の戦い 名高い奴に嫉妬の眼差し 日々 収集に追われる金貸し 意味 中枢に潜んでる言葉に 容体悪化するVの界隈 幸い私には縁のない話 寂しいから死ぬ お前は兎か? 繋いだ心も忘れてすがりだし 数字を数えてる 一 十 百 千 空気に馴染めずに秘密上乗せ 唯一を目指せ 踏み込んだ アクセル あくせく働く 時代は変わる success 描いて出す助け舟 情けねえ思い出 明日へ引きずるな 指示するな 所詮は他人だ 足りんな まだまだ実力とやらは 失望の中はいつも暗闇 死ぬほどのことは無いなと上書き 回りだす beat 脳内 変わりゆく人の往来 君となら step up 絡み合う lyrics を歌い 晒し合う傷の痛み 君とまた stand up やましいことをするなよ 名無し やかましい外野 ブロックでかわし 狭い視野 言わせぬ私のサーチ アーチを架けたい アングラとメジャー treasure はここより数段上だ くれた思い出に感謝すれば 行脚するネットの各地に飢えた 獣たちの手が そこかしこに見えた 消えた奴らの判断 clever 食えば消えていく泡(あぶく)の銭は 手には残らんがそれでも怒らん 私なりのマナー 貫く歌だ 疑う どこかで話半分だ ただし安全な道だけじゃつまらん くだらんいざこざ 気になるが言わん そういう者を目指したいのさ 回りだす beat 脳内 変わりゆく人の往来 君となら step up 絡み合う lyrics を歌い 晒し合う傷の痛み 君とまた stand up 史実通りとはいかないドラマ 君のいない世界がトラウマ 秘密を誓い地下二階にまだ 君といたい 願いは叶うか? 事実を歌い背負うのはカルマ 君のいない世界で止まるな 死にぞこない 痛み無いがまだ 君を見たい 描いてたファンアート 日々動かない画面に泣いた 良い行いに貴賤はないが 「偽善じゃないか?」と疑問挟んだ お前にとってはそうかもな どうだろな 胸に手を当てた 淘汰され消える目に涙 絵に描いた餅に味は無いが 手に取った筆に色はあるさ 回りだす beat 脳内 変わりゆく人の往来 君となら step up 絡み合う lyrics を歌い 晒し合う傷の痛み 君とまた stand up 回りだす beat 脳内 変わりゆく人の往来 君となら step up 絡み合う lyrics を歌い 晒し合う傷の痛み  君とまた stand up 描き続けろ その筆で その上で待ってる 革命の日を
4.
地下二階に来た 私 今みたいじゃなく 名無し 新しい居場所求める 同志 ここにあるのは幻 底なしの絶望を救う 形 誇らしくありたい やはり まさに 混沌を極めるシーン ミームとなる概念 それはポエムコア これを追えるのは きっと私一人 祈り 皆がここに居られるように 済ませる禊  ここから始める革命の Story 狼煙 あげてく歌を君と共に歌い 固い 頭に叩きつける言葉で殴り 手繰り寄せる幸運をさらに Dope に 正しいとか間違ってるとかの尺度 角度 変えれば違うだろ 俺たちの明日も やるぞ ここから私の覚悟 果たし状 レペゼンなんて言葉 似合わんから代表 最強目指してく これは愛と希望の My Soul 愛憎渦巻くこの世の中で ただでは死なねえ いらねえ 見せかけの楽園 なんてくだらねえ つまらねえ party ならば抜け出してここに来いよ ここから始める革命の Story 狼煙 あげてく歌を君と共に歌い 固い 頭に叩きつける言葉で殴り 手繰り寄せる幸運をさらに Dope に 上手に生きれんやつらのための居場所 作るためにやってこう お前のために Singalong 見せてやろう あいつに紡いでく言葉はタイトに Lightning 撃ってくお前の背後に 最後に 言い残すことは無いか? 日々こぼす言葉は何か? 愚痴か? 無知は黙りな 地下二階 私 参上 あがる壇上 君も団長 共に歩こう さあ行こう ここから始める革命の Story 狼煙 あげてく歌を君と共に歌い 固い 頭に叩きつける言葉で殴り 手繰り寄せる幸運をさらに Dope に ここから始める革命の Story 狼煙 あげてく歌を君と共に歌い 固い 頭に叩きつける言葉で殴り 手繰り寄せる幸運をさらに Dope に
5.
さらばだ青春 頭は清純? 不純? 矛盾? 気が付きゃ迎春 新たな生命 身体は不定形 命令 条例 背いた全て 仕事場こっそり抜け出し 走れ 辞書とは無縁の静かな愛で 泣いてないで 抱(いだ)いて未来を 描いて先へ 時代を担うよ なるようになるよ 明日(あす)も歌うよ 楽をしようよ 幕開けの Dance hall 夜明けにあんたと 踊っていたいよ 止まっちゃいない この地下照らすライト 太陽は無いが 最高の夜だ 取るべき道は多くはないんだ 頼るべき歌はここにしかないんだ 折れても泣くな 壊れるな まだだ またか? ダメか? 革命の最中(さなか) 去る友に「さらば」 聞こえる真夜中 言われるよ「たかが」 それでも戦う 抗う力 俺たちの旗だ  Return to zero 全てが無に還る時代を照らして Dance with ego 自らと踊る 自意識の果てで Return to zero この手で蘇る未来を目指して Dance with ego 自ら出ていく 君たちの元へ たとえ ここで間違えたとて 遊べ そこで日の目見るまで 疲れを取れ 明日(あす)に備え 歌え 踊れ 宴よ続け ルーズリーフに思いを託せ ノースリーブでも恋に焦がれ 美しい闇と光の狭間で 鬱に苦しむ時代は終わりへ 嘘と事実を混ぜ込んだ炎(ほのお) 闇とリリック 書き出した心 愛のギミック 操る一言 見どころはそこだ いつまでも子供 の頃の思い出を忘れずに行こう 男と女 溢れる言葉を 互いに交わそう 共に歩もう 赤い血流れてる 仲間の鼓動 Return to zero 全てが無に還る時代を照らして Dance with ego 自らと踊る 自意識の果てで Return to zero この手で蘇る未来を目指して Dance with ego 自ら出ていく 君たちの元へ ”お釈迦様が僕の頭を撫でててくれた キリスト様が向こうでほほ笑んでいた“ 全てに終わりが来たとしても 君と一緒なら笑えるよ きっと僕らなら笑えるよ 「先を急いで散るのも答えだ」 闇と理想の狭間で答えた プライドは捨てずにやって行こうぜ 最期の時まで笑っていようぜ Return to zero 全てが無に還る時代を照らして Dance with ego 自らと踊る 自意識の果てで Return to zero この手で蘇る未来を目指して Dance with ego 自ら出ていく 君たちの元へ Return to zero 今 一つの終止符が打たれた Dance with ego 新しい時代の幕を開けよう Return to zero 今 一筋の未来示された Dance with ego 新しい世界の明日を生きよう
6.
傷ついた分だけ優しい って 浮わついた言葉が悲しい 正しいふりした名無しに 魂売っていちゃ変われない 身についた常識と公式 正直 抜け出せぬ幼児期 もうじき捨てられる王子に コーヒー注いでる no limits 大いに楽しもう この時期 好意に甘えるそこの君 とどめに刺していくロンギヌス この手に有り余る loneliness confidence 忘れてるゾンビへ どうして? と問うだけ無駄でしょ ふざけろ どこまでも本気で 抜け出せよ 目覚めよ walking dead 時代に逆らい この世界で戦い 痛みだけが僕らの愛なのさ 未来に抗い この願いを語らい 痛みだけが僕らの手を繋ぐのさ 忘れた頃にやってくる危機 やつれた頬を叩いてく日々 耳 研ぎ澄ます意識に じきに染み渡る この lyrics 時にシリアスに語らう お気に入りのタバコに火をつけ 地獄への黙示録へ 腕 まくりながらも 吹く口笛 吹き抜け 見上げてるそこの君へ 浮世絵のように見せる現世 囚われのヘンゼル 救うのは誰? 君じゃないなら私がグレーテル 飢えてる子供に与える菓子 ズレてる大人に捧げる歌詞 群れてる君らの掲げる「愛」 うまい話などここにはない 時代に逆らい この世界で戦い 痛みだけが僕らの愛なのさ 未来に抗い この願いを語らい 痛みだけが僕らの手を繋ぐのさ 君は driver 操れよハイヤー ダイヤ輝く指輪 いらないや 時代は cyber 愛や痛みで燃やせ fire サファイヤのように青く光るんだ 膿んだ心の闇を解き放つ闇夜 問いただす何を? 迷ったなら最後 通った血がこの細胞満たす night 肺胞の中に酸素を満たせよ 生み出せよ 己の血から 汗をかいては働くような時代 終わらせよう 憧れはいつしか real に変わる 黄昏はいつしか期待に変わる 回る世界の渦に泣く そんな自分の鬱に勝つ こんな気分はいつになく 歪みなく透き通る この美学 時代に逆らい この世界で戦い 痛みだけが僕らの愛なのさ 未来に抗い この願いを語らい 痛みだけが僕らの手を繋ぐ 時代に逆らい この世界で戦い 痛みだけが僕らの愛なのさ 未来に抗い この願いを語らい 痛みだけが僕らの手を繋ぐのさ
7.
寒空に輝く灯火 コンビニ目指してく通りに 隠そうとした過去 追う日々 即座に動けない ほぼ石 やることなすことが裏目に 出てた日 思い出す 同時に 刺すような痛みに耐える道 寒さに凍えてる この意味 考えてる君がいない事 君と二度と話せないこと 案外いける道はあること 大概はなんとかなること 寂しさは消せないが どのみち この道 歩いてく毎日 大枚はたけない程度の 食べ物買いに行く トボトボ 君がいることがつらいなら 君がいないこともつらいさ 歌いだす川辺にて泣いた 繋げない片手にはライター 君がいることがつらいなら 君がいないこともつらいさ 座りだす道端で泣いた 繋げない手で頬叩いた また恋に落ちる音がした 気のせいであれよ 友達だ 転がしたサイコロ 夜が来た 手を伸ばす空には鳥がいた 老いが来たなんて年じゃない 飛び出して行ける年でもない 謳歌したといえるほどじゃない ささやかな思い出 Saturday night タダじゃない この幸せは 渡せない この思いだけは 交わせない 君との言葉が やるせない日々 もう大人だ かつてないほど 届かない 立つ瀬ないよ 不労者は このフロウは大したことはない 届くように願う 夜空に 君がいることがつらいなら 君がいないこともつらいさ 歌いだす川辺にて泣いた 繋げない片手にはライター 君がいることがつらいなら 君がいないこともつらいさ 座りだす道端で泣いた 繋げない手で頬叩いた さよなら あの日の僕と君 顔には溢れてた微笑み 書き出した言葉は綻び 吐き出した思いは遠くに そのうち忘れるさ いつかは アルコール軽く 横になる 怠く 障害年金 だけど足りてない現金 先人の知恵には感謝する 定期 平気な顔しても内心は動悸 本気の思いはいつまでも言えず 消える 泡のように過ぎ去った日々 息 そっと吸い込んでも 僕らはいつまでもこのまま? 未来はいつだって手の中 目の中 覗き込む勇気もないよ それでもいつかは伝えたいよ 君がいることがつらいなら 君がいないこともつらいさ 歌いだす川辺にて泣いた 繋げない片手にはライター 君がいることがつらいなら 君がいないこともつらいさ 座りだす道端で泣いた 繋げない手で頬叩いた 君がいることがつらいなら 君がいないこともつらいさ 歌いだす川辺にて泣いた 繋げない片手にはライター 君がいることがつらいなら 君がいないこともつらいさ 座りだす道端で泣いた 繋げない手で頬叩いた 繋げない手で頬叩いた 繋げないこの手にはライター
8.
あの日の記憶が 薄れゆく日々の 裏側に落ちてる ささやかな影は 僕らを蝕む 音もなく確実に 流せない淀んだ 水をくみ上げては また夢に浮かれて 目をそらし続けた 戻せない過去を 戻した気でいる どこかの偉い人 それを疑わず 僕らは従う 何も知ろうとせずに 捨てられぬ汚れた 服を積み上げては 何も起こるまいと また火を入れていた 忘れてく 忘れてく 時間が過ぎてく 無くしてく 無くしてく 何も知らないで 今日も 夢を見ては破れていく 僕らの世界は 次の夢に浮かれている 何も学ばずに 今日も 明日も 忘れてく 忘れてく 時間が過ぎてく 無くしてく 無くしてく 何も知らないで 探してる 探してる 言い訳ばかりを 痩せていく 痩せていく 僕らの未来が 今日も 明日も 今日も 明日も
9.
世界はいつでも僕らの命を 風が吹くたび奪おうとするけれど 僕らは生きることを止められずに 誰かを憎んでばかりいるんだよ この場所で かつてのやり方が通じない 吹く時代の風には動じない 同時代を生きてる君たちと 「こうしたい」と願うことをしたい 今日みたいな夜には「殺したい」と 誰かの呟きで耳割けそう 日々泣きそうなことが増えるけど 地味な希望信じてもがくだけ 鼓膜がね 震えてる音楽で ドア開け 心の真ん中へ あんた誰? と聞かれて凹むなよ 手を繋ごう もう一度あの場所で 顔を出せ 恐れずに輪の中へ 飛び込んで この地図に旗を立て 飲み込んだ言葉と朝を待て 落ち込んだ己の顔叩け 祈りの言葉を胸に抱いて 独りを怖がる君に寄りそう 人の消えた夜の街角 誰か泣いてる 君と僕でそんな明日を 生きてみようか 歪んだ目 不吉な向かい風 歌いだせ この場所で繋いだ手 離すなよ 僕らの愉快な夢 君がいなくてどうする 未来の船 そのオールを漕ぐこの soul はここだ オールドルーキー起こす奇跡を 待ってるだけじゃ始まらない 突っ立ってるだけじゃ明日は来ない 都会の夜が今日は静かだ 誤解恐れずに声を自ら 発していくのさ そしていつかは 誰かの元へ届くと信じて 禁じ手は打つな コツコツとやれ 急がば回れ 無理せず頑張れ あっぱれ 鋭敏なその精神に 捧げる花束は永遠に 一人の大人が夢を描いて 命を捧げる日々に乗り込む 君の消えた画面の向こう 誰か泣いてる  だけど僕とそんな明日を 生きていこうか 世界はいつでも僕らの命を 風が吹くたび奪おうとするけれど 僕らは進むことを止められずに 助けを求め続けているんだよ この場所で 一人の言葉が胸に響いて 祈りが集まる 僕らの場所まで 人の消えた夜の街角 誰か泣いてる 君と僕でそんな明日を 生きてみようか 君の消えた画面の向こう 誰か泣いてる だけど僕とそんな明日を 生きていこうか
10.
混沌の中で美しい闇を見つけた日から6年 俺たちの居場所はいつだってアンダーグラウンドだった 本当のことは誰も教えてはくれないからこそ言える 煩悩の中にこそお前の見たかった風景がある 気付けばもう13年以上 向き合ってた そう中3以降 空間移動はアナログ 2020 踏み込むバーチャル 次元移動 危険思想が蔓延る 2000以降 俺たちは何度も悪夢を見てきた 911 311  テロリズムとぶつかるエゴイズム そんな世界で始めた音楽だ 電子の歌姫 あの天使の歌声 歌と絵がセット それがエチケット ネチケットなんて言葉は廃れた 疲れた顔してる大人になった 浮かれたが束の間 卒塔婆の群れだ 外れたレールにはもう戻れない かすれたテープではもう踊れない Our love is our music 俺たちの居場所はいつだってここさ Our life is our music 俺たちの音は生きてるってことさ 思えばずっと描いてた夢 己の世界表すような図面 上目指すため固めた地面 おぼつかぬメロディ打ち込んだ画面 夢の斜面見上げてる俺 これからのことなど分からぬまま ただ走った薄暗い朝 まだつらいならもう一度踊ろう 心はいつでもお前と共に 言葉はいつでもナイフのように 彼らの懐を切り裂いていく 誰にも届かなきゃ意味ないぜ 君がいて初めて成り立つ コミュニケーション この事件を目撃したならお前も一緒に来い この闇の先へきっと行こう Our love is our music 俺たちの居場所はいつだってここさ Our life is our music 俺たちの音は生きてるってことさ 「かつてない危機」「史上最悪」 そんな文字ばかり並んでる日々 淀んでく空気 荒くなる息 去り行く背中 見送った君 「どうかもう一度会えますように」 儚い願いにただ泣いて 勝てない数字にまた足掻いて 待ったなしの時間と戦って そうして行き着いたこの土地で 同志を募って肩並べて また歩いて 上を向いて 荷物を背負い ちょっとだけ背伸び 手が届かぬのは相変わらず それでもあいつと握手かわす 「叶った夢」なんてまだまだ言えん 奴らに届けるまでは死ねん Our love is our music 俺たちの居場所はいつだってここさ Our life is our music 俺たちの音は生きてるってことさ
11.
懐かしい響きでまた紡ぎ出す 恥ずかしい思い出など気にせず 聴いてるビートはただそこにある 俺たちの居場所はまだここにある 共に歩く同志の足音が まだ聞こえる どうして俺たちは 一人で生きられないのだろう この気持ちが報われないのだろう また答えを探して闇の中歩く お前を信じてこの歌紡ぐ 全てが神様の手の中で ただ踊ってる世界に唾を吐く 無駄を省くなんてのは簡単だ でも歌を歌うのは無駄なのか? 今日も死んだ目をした羊たち チャンスを逃すなよ意気地なし 俺たちは残されたレジスタンス 燃え滾る炎と Let's dance 地下室に籠もるはパルチザン ミサイルが飛び交う春の彼岸 俺たちは残されたレジスタンス 声上げるお前が目に浮かぶ 地下室に籠もるはパルチザン 今いるこの場所が俺の資産 感染症と未完成なショー 安全上の配慮と事情 理想とはほど遠い仮想上 ネットに飛び交う誹謗中傷 思想は中庸とはいかない月曜 誰も彼もがフラットにはなれない 歪な思考が生み出した捏造 フェイクを見抜いてく俺らの熱量 センスを磨くのはとっくに日常 メイクをはぎ取ってたたずんだ日曜 私情 信条 脈打つ心臓 見よう見まねでやってきた いつも 完全なオリジナルなんてない サンプリングの仕方に価値がある 立ち上がる 味方と歩き出す 勝ちあがるためには歌がいる 俺たちは残されたレジスタンス 燃え滾る炎と Let's dance 地下室に籠もるはパルチザン ミサイルが飛び交う春の彼岸 俺たちは残されたレジスタンス 声上げるお前が目に浮かぶ 地下室に籠もるはパルチザン 今いるこの場所が俺の資産 夏の暑さにも冬の寒さにも 負けぬ魂の叫びの陰に 会えぬ悲しみ 願いも虚しく かすれた生命 時代は低迷 去りゆく者には花束を 帰らぬ日々にはさよならを 「ここならもう誰にも負けやしない」 そう言い続けられる自分でいたい 奥歯が傷んでくるような言葉 探してるやつらに言いたいことは ここが地下二階 ポエムのコアだ 外は風が吹く 微熱とコロナ どこだ? 見渡す自由の墓場 半ば諦めに近い感情で 頭かきむしり走る環状線 やるしかないんだこの passion で 俺たちは残されたレジスタンス 燃え滾る炎と Let's dance 地下室に籠もるはパルチザン ミサイルが飛び交う春の彼岸 俺たちは残されたレジスタンス 声上げるお前が目に浮かぶ 地下室に籠もるはパルチザン 今いるこの場所が俺の資産 この夜が明けても闇は止まらない 月曜の朝が顔を出しても 俺たちは止められない
12.
気がつけば僕もずいぶん 丸くなったよな なんて言い訳をしながら 頭を下げる あの頃燃やした情熱は 灰皿の上で くすぶっているのかどうかも 分からぬまま たまにこの自分の無力さが どうしようもなく肩にのしかかる ありふれたロックスターにすら なれないまま 君の見たあのステージすら 遠いままで 「このままじゃダメだよ」なんて 聞き飽きてさ 屋根裏で歌詞書きながら 涙流す あの頃の僕のヒーローは みんな出ていき それぞれが別の世界で 懸命に生きてる 一人取り残された僕も 違う世界で ほんとに少しずつだけど 歩き始めてる だけど僕はただの凡人で ましてや誰のヒーローでもないんだ ありふれたポップスターにすら なれないまま 夢に見たあのステージすら 遠いままで 「次こそは頑張ろう」なんて 言い聞かせて 屋根裏で曲書きながら 涙を拭く 目立たずにこっそり生きて 年をとって 音楽の広大な海に 沈んでいく 「嘆いてもしかたがないさ」と 心の声 積み重ねてくしかないんだ 次の10年を ありふれたロックスターにすら なれなくても 君と見たあのステージにすら 立てなくても 歌いたいことがあるんだ 聴かせたいんだ それじゃあ また次の曲が 出来上がるまで

about

渚乃奏の通算5枚目となるオリジナルフルアルバム。
これまで培った様々な手法を詰め込み、音楽的バラエティーに富んだ一枚となった。

1曲目「無病息災」はこのアルバムで初披露となる書き下ろし曲。
ラップから歌ものまで、幅広く進化し続ける“さのかなサウンド”の最先端がここにある。

credits

released May 5, 2020

渚乃奏
k.TAMAYAN

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about

k.TAMAYAN Ishikawa Prefecture, Japan

1992年石川県金沢市で生まれる。
2005年ごろから独学で音楽制作を開始。
2009年よりニコニコ動画を中心に「k.TAMAYAN」名義で活動を開始。動画視聴者から「手書きノートP」の異名を与えられる。
同年9月、小松市立高校の文化祭にてギターによる弾き語りで初のライブ出演を果たす。以降、高校・大学のイベントで弾き語りによるライブ出演を続ける。
2012年にはオリジナルバンド「終末時計」を結成し、筑波大学内を中心にライブ活動を開始。
2017年、終末時計を解散し、AMAX MUSICより「玉谷研太」名義での活動を開始。同年6月、鎌倉FMのラジオ番組にゲスト出演。

また、同年6月7日にAMAX MUSICより、シングル「21世紀の怪物」をリリース。
2018年5月15日より、Vtuber「渚乃奏」の運営を開始。
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