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Rock​.​TAMAYAN

by k.TAMAYAN

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1.
雪が降る 降り積もる 街を歩く 空を見る 雪の上をいつまでも歩く 足音が響き渡る 僕の体は冷えてゆく この世界に  僕は一人 雪が積もる 空を見れば 僕の涙が 飛んで消える 雪の上をいつまでも歩く 足音が響き渡る 僕の体は冷えてゆく この世界に 僕は一人 雪の上をどこまでも歩く 足音が響き渡る 僕の頭も冷えてゆく この世界に  僕は一人
2.
古い屋敷の奥で 見つけたんだ この石を 何だかわからないけど 凄く綺麗なんだ 古い空気のそばで 無くしたんだ あの花を 凄く残念だけれど 悲しくはないんだ なあ 聞いてくれよ その海で 壊してくれよ この足を 理由なんて知らなくていい ただ そうしたいだけ 古いどこかの町で 出会ったんだ あの人と 顔も忘れてたけれど すぐに分かったんだ なあ 聞いてくれよ その家で 直してくれよ あの腕を 本当のこと教えてよ ただ 本当のことを 聞いてくれよ あの家で 壊してくれよ その足を 本当のこと教えてよ ただ 本当のことを 僕が捨てたあの人も 君が殺したあの猫も 今はすべて過ぎ去って ただ 風が吹くだけ 今 風が吹くだけ
3.
僕はわるいひとです わるいひとです わるいひとです 人を騙したり 脅したり 傷つけたり 僕はよわいひとです よわいひとです よわいひとです 人から 逃げたり 隠れたり 引きこもったり だけどそんな僕が 君のことを 好きになって しまったんだよ 僕が今までやってきた わるいことで 君を困らせたら いけないから 君の見えないところに 僕は一人で そっと静かに いなくなった方がいい 君もひどいひとです ひどいひとです ひどいひとです 人を騙したり 困らせたり 裏切ったり だけどそんな君を 僕は憎むことが なぜか どうしても できないんだよ 僕が今までやってきた ひどいことで 君を困らせたら いけないから 君の見えないところに 僕は一人で そっと静かに いなくなった方がいい だけど本当のことを言うと 僕は君と 離れたくないと 思ってるんだよ 君が今までやってきた ひどいことで 僕を困らせても かまわないから 君の見えるところに 居させてほしいと そんなわがままなこと 思ってるんだよ そんなわがままなこと 思ってるんだよ
4.
地球の唄 04:38
喉が渇いて 水を飲んだ 蛇口をひねれば 冷たい水 色を見たら なぜか緑色 おかしなことも あるもんだね 砂漠に行けば青い水が飲めるかな 都会に住めば黒い水を飲むのかな だけど僕は緑の水を飲む 体が痛くて 家で寝てた 寝返り打っても 誰もいない 時計を見ても 何かおかしくて 目眩がするよ 助けておくれ 宇宙に出かけたら 澄んだ水が飲めるかな 荒野を歩いても 何も見つからないのさ だから僕はどこへも動かない 月をさまよっても ただの水は飲めないよ ソースの瓶なんて 糞食らえだね A:叩き壊したソースの瓶に 何の意味も見いだせず 嫌気がさし水を飲んだ 誰もがそうするように B:機械仕掛けの星の上 僕は誰かを刺殺して 赤い星に突き落とされた 哀れな囚人さ C:乾いた星の上 流される僕の体 地球の上だって 大差ないだろうね A:画面を見つめ働いて 生きていくだけの日々に 嫌気がさし狂気かざして B:ボタンを押して水を飲み 死を手繰り寄せる日々に 嫌気がさし喉嗄らして 地球に別れを告げた 全てが終わった後に 僕は確かに気付いた 全ては同じことだった みんな同じことさ A:どんな蛇口をひねっても 緑の水はもう出ない 風呂に水をためて 地球に仕返ししよう B:煙草の匂い 酒と女 全ては僕の幻さ 何もかもわかった僕には もう何もいらないのさ A:恥も名誉もどうでもいい 僕はただ生きるだけさ 銀のサボテン抱きしめて 全てをきれいにしよう B:夢で出会った君に僕は 口づけも果たせぬまま 銀のサボテン抱きしめて 赤い星に散っていくのさ 光の中僕は笑顔のまま 神に会うよ
5.
ふと空を見上げれば 雲一つない天気さ 俺はあいつと待ち合わせ 何てことなく生きてる でも 何かが変じゃないか 本当は知ってるくせに 忘れたふりしてる 北朝鮮が核を持って イラクでは自爆テロ そんな時代に僕たちは 手をつないで歩いていたのさ 楽しく奴らとバカ騒ぎ この街の夕日は綺麗さ 俺もあいつも帰り道 何てことなく生きてた でも あの日気づいてしまった こんな甘い世界が 幻だってこと 東日本が津波でやられ 福島では原発事故 こんな時代に僕たちは マクドナルドを食べていたのさ でも どんな荒んだ日々でも この世界のどこかで 誰かが笑ってるのさ アメリカ軍に頭を下げて 隣の国につけこまれて こんな国で僕たちは 戦争放棄を気取ってる ミサイルの雨が降る中で セシウムの雨が降る中で 汚染された町を歩きながら いつか僕も祈るのかな もし次に生まれてくるときは こんな世界じゃありませんように…
6.
僕が死んで骨になって それからどうなるだろう 幽霊なんて信じちゃいない 来世なんて嘘っぱちさ 1万年後の世界で 変な植物が生い茂り 僕の残した骨片は 一体どこへ行くだろう カルシウムの塊になった僕 いったい何処へ行くのだろう いったい誰が気付くだろう ※僕らの遺す証はプルトニウムの放射線 人々も消え街も消えて文明も消えた世界で 僕らの遺す証は宇宙に放ったラジオ 地球も消えて月も消えて太陽も消えた世界で※ 例えば君と恋して それでどうなるんだろう 結婚して子供が出来て それで幸せなんだろうか 1億年後の世界で 変な動物がうごめいて 君の遺した遺伝子は 一体どこへ行くのだろう 見たこともない生き物になった君 いったい何処へ行くのだろう いったい誰が気付くだろう ※rep※ 何もかもが消えてしまった時 君とまた会えるかな 僕らはまた会えるかな 僕らの遺す証なんて何一つとてないんだ 銀河が消えて星たちも消え宇宙すら消えた世界で 僕らのこの苦しみも喜びも全て消えるんだ それでも君を それでも君を 抱きしめたいと思うんだ
7.
僕は ずっと見ていた 君も ずっと見ていた 僕は そっと囁いた 君は そっと 目を閉じた 世界の終りに僕は見た 世界の終りに君を見た 神の 声が聞こえた 僕は ずっと聞いてた 君は そっと囁いた 僕の 声は 消えてった 世界の終りに君は見た 世界の終りに僕を見た 僕らは すっと消えてった 世界は そっと 消えてった 世界の終りを 僕らは見た 見たんだ 世界の終りが 僕らを見た 世界の終りに 僕は見た 見たんだ 微笑みを湛えた 君を見た Oh 見たんだ
8.
森の中で 04:45
夜中に 僕は 君と 出かける 深夜に 二人で 車で 遠くへ ラジオは 壊れて 僕らも 壊れた ※そしてそして 僕は君と 森の中へ奥深く 二人きりで出かけてゆく 二人きりで出かけてゆくよ ゆくよ ゆくよ ゆくよ※ 君は 呟く 「僕たち 向こうで」 「もう一度 会えるかな」 「もう一度 会えるかな」 僕は 呟く 「会えたら 幸せだ」 ※repeat※ 深い 眠りが 僕らを 包み込む そしてそして 僕は君と ここでここで二人きり 朽ち果ててゆく朽ち果てる 白い白い骨だけになる なる なる なるんだよ
9.
僕が家に帰れないのは 僕の頭がおかしいからです 僕が君と話せないのは 何かが僕らを邪魔するからです ※君の街を出た怪物が 僕の体を砕いていく 君の街に住む化け物が 僕の心も飲みこんでゆく はずさ… 僕が授業に出られないのは 僕の心が病んでるからです 僕が君の顔を見れないのは 誰かが僕らを邪魔するからです ※repeat 僕がここから出られないのは みんなが彼らに洗脳されたからです 僕が君に会えないのは 電磁波が僕らを操るからです 君の街を出た怪物が 僕の頭を砕いてゆく 電磁波攻撃に侵されて 僕の心が壊れてゆく 僕の頭がハッキングされる 僕の体が操られる 世界が僕を陥れようとしてる 僕にはもう味方はいないのさ 僕にはもう逃げ場なんてないのさ ああ…
10.
生きるのに疲れた日の午後は 自殺を考えては否定するよ 涙をこらえる僕の瞳には いつもの青空が写っていた ああ 不幸にはなりたくないよね ああ こんなはずではなかったのに 家に帰ってもひとりきりで 自分の世界に引きこもるよ 誰も寄せ付けないふりをして 本当は分かって欲しかった ああ そして今日も日が暮れるよ ああ 誰も気づいてはくれない 僕の願いは大したことじゃないのに 叶わないのは僕が悪いんだろうか 人並みの幸せとささやかな苦労の中で 生きていたいというのは許されないのか 死ねない弱さを嘆きながら 笑顔を振りまきナイフを出した 全部僕が悪いと言い聞かせ 物陰で静かに血を流した ああ 何をしても辛いままで ああ 誰も分かっちゃくれない 僕の願いは大したことじゃないのに 叶わないのは僕が悪いんだろうか ささやかな苦しみとくだらない幸せの中で 生きていたいというのは我がままなのか 僕の願いは大したことじゃないのに 叶わないのは僕が悪いんだろうね そうだろ こんなにも苦しんでまで生きていく意味が分からずに 死を選ぶことすら僕には許されないのか ああ 落ち着いて 辺りを見渡せば ああ みんなが困ってた 家族も友達も ああ 本当は誰だって 自分を責めたくないからね 切れた手首から流れた血はとても赤くて 嫌なこと全て流してくれるような気がして 何も変えられないこと わかってはいるはずなのに 止めることもできずに周りに当たり散らして いっそみんな死ねばいいと 何もかもどうでもよくなって 大切な人たちをこれでもかと傷つけて 最低だね そうだろ 邪魔なら君が殺してくれよ 迷惑をかけるだけなら 生まれてこなきゃよかったのにね だけど僕がこの人生を今投げ捨ててしまえないのは 君にもう一度会いたいと思ってしまうからかな はいつくばって今日から 少しずつ良くしていかなくちゃ こんなにも腐ったやつだけど 僕はまだ死ねないのさ 誰のせいか 僕のせいか もうどうだっていいことさ 僕はまだ死ねないのさ 生きるのに疲れた日の午後は 君の笑顔が浮かんで消えた
11.
ある朝僕は死んでしまった 確かに生きる希望をなくしていた だけどあんまりに突然さ 横から通り魔に刺されるなんて 毎日死のうかどうかと あんなに悩んでいたのに 気が付いたら雲の上で 盛大に迎えられていた お釈迦様が僕の頭を撫でてくれた キリスト様が向こうで微笑んでいた 天使たちのラッパが軽やかに響いていた あの憂鬱な気持ちも消えた だけど それから僕は天国の 歓迎会とやらに招かれた 苦しむことはもう決してないと みんな慰めてくれたのさ 確かに心は軽くなった おいしそうな食事もある 誰もが幸せそうに見えた だけど何か足りない気がした ハスの葉っぱの上で説法を聞いていた 仏教徒だった覚えもないのにね 口に入れた食事は素晴らしく美味かった 阿弥陀様が微笑んでいた だけど 僕はこんなの望んじゃいない 僕なこんなの望んじゃいない そして僕は気付いたのさ 僕がすべてを失くしたことに 全部どうでもいいと思っていたことが なぜ今こうも懐かしいのか そしてふと今思い出したことは 抱きしめたあの子の温もりさ 天国を降りる階段はとても長くて 僕は途中でへばっていた 後ろでみんなが僕を呼ぶ声がする 下界は苦しみだらけだと でもね 僕はそれでも戻りたいのさ 5分でもいい 戻りたいのさ 1時間を上限に 僕は生き返ることができた 涙を流して喜ぶ家族を見て なんだか切なくなってしまった だけどあの子の姿がない 声はかけたと誰かが言う 急いで車に乗り込んだ あと30分 間に合っておくれ 車に揺られながら色んなことを思い出した 思えば君を傷つけてばかりいたね 僕が死んで君は涙を流したろうか こんな人間の屑のために 驚いて声も出ないその子を 白装束のまま抱きしめた 「ごめんな」と口が動いた これで最後さ 今までありがとう あと2分 どうか自分を責めずに僕を見てくれよ 謝らなきゃいけないことは山ほどあるけど 時間がないからこれだけ言わせてほしい 君に出会えてよかったと そして最後に 君に会えてよかったと お釈迦様が僕の頭を撫でてくれた キリスト様の声がどこかで聞こえた…さよなら
12.
サヨナラ 06:40
不幸が重なって もう全部嫌になったんだ 世界は壊れて もう全部無意味になったから 僕は 僕は この腕に 「サヨナラ」 って彫ったんだ ※サヨナラこの世界に サヨナラ僕の未来に サヨナラあの日の希望に サヨナラ信じてた君に サヨナラ サヨナラ サヨナラ サヨナラ※ 死に場所探して 僕はあの山を目指した 世界は真っ暗で もう僕の居場所なんてないから 僕は 僕は あの山に 「サヨナラ」 しに行くんだ ※Repeat※ 立ち寄ったコンビニで 子猫が僕に 僕に寄ってきて こう言われた気がした 「いかないで」 「いかないで」 「いかないで」 「いかないで」って サヨナラしようとしたんだ サヨナラしようとしたんだ だけれどそいつを見てたら サヨナラできなくなったんだ 僕は 僕は 「サヨナラ」を止めたんだ 山の上 午前5時 僕はまた朝を迎えた サヨナラ昨日の僕に オハヨウこれからの僕に オハヨウ この世界に オハヨウ サヨナラ昨日の僕に オハヨウこれからの僕に 腕の傷は消せなくても 僕はまた家へと帰る

about

約8年間の活動をまとめたベストアルバム。
あんまりロックじゃ無い曲も多いです。

credits

released January 10, 2015

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about

k.TAMAYAN Ishikawa Prefecture, Japan

1992年石川県金沢市で生まれる。
2005年ごろから独学で音楽制作を開始。
2009年よりニコニコ動画を中心に「k.TAMAYAN」名義で活動を開始。動画視聴者から「手書きノートP」の異名を与えられる。
同年9月、小松市立高校の文化祭にてギターによる弾き語りで初のライブ出演を果たす。以降、高校・大学のイベントで弾き語りによるライブ出演を続ける。
2012年にはオリジナルバンド「終末時計」を結成し、筑波大学内を中心にライブ活動を開始。
2017年、終末時計を解散し、AMAX MUSICより「玉谷研太」名義での活動を開始。同年6月、鎌倉FMのラジオ番組にゲスト出演。

また、同年6月7日にAMAX MUSICより、シングル「21世紀の怪物」をリリース。
2018年5月15日より、Vtuber「渚乃奏」の運営を開始。
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